
2026年9月18日、山梨採用サミットを開催しました。
今回のメインゲストは、株式会社キムラ 代表取締役社長 木村高人様。
第一講座では、約1年にわたり取り組んできた採用改革について、うまくいかなかった時期も含め、実際の取り組みや変化を率直にお話しいただきました。
テーマは、
「採用活動の変革 ― 『求人を出す』から『選ばれる会社をつくる』へ」。
採用を見直すきっかけ
株式会社キムラ様では、社員紹介を中心に採用を行っていましたが、求人媒体やポスティングでも思うような成果につながらず、人材紹介会社を利用して採用した経験者も約2年で退職。
そこで、「人を採る方法」だけではなく、採用そのものを見直すことから改革を始めました。
社員の声から、自社の魅力を発見
まず行ったのが社員アンケートです。
社員が実際に感じている会社の魅力を聞いたところ、特に評価されていたのが、有給休暇の取りやすさやワークライフバランスといった働きやすさでした。
経営側が伝えたいことではなく、求職者が知りたい会社の魅力を伝える採用へと変えていきました。
「誰に来てほしいか」を具体化
次に、採用したい人物像をペルソナとして明確にしました。
年齢や経験だけでなく、転職で重視する条件や仕事の悩みなどまで具体化し、その人に届く求人メッセージへ変更。
「特殊車両を扱う整備士」という仕事内容だけでなく、
「もっと高度な整備に挑戦したい」
「経験を活かしてキャリアアップしたい」
という求職者の気持ちに寄り添う発信へと変えていきました。
会社そのものも変える
採用改革は求人原稿だけにとどまりません。
年間休日を121日に変更し、健康経営や資格取得、職場見学、SNSでの情報発信など、働く環境や会社の見せ方も見直しました。
その結果、整備士採用では応募0名から7名へ増加。
採用活動をきっかけに、会社そのものを変える取り組みへとつながっています。
「採用は、人集めではなく、会社づくり」
参加者からも、
「具体的な内容で参考になった」
「実際の採用や社内改革の話が聞けてよかった」
「実体験を踏まえた生の声が参考になった」
といった感想をいただきました。
今回の講座を通して見えてきたのは、
「採用は、人集めではなく、会社づくり。」ということ。
社員の声を聞き、欲しい人材を明確にし、働き方や伝え方を見直す。その積み重ねが、「選ばれる会社」につながっていきます。
株式会社キムラ 木村社長、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
山梨採用サミットでは今後も、県内企業のリアルな事例を共有しながら、採用・育成・定着について学び合える場をつくってまいります。
▼イベント詳細・お申し込みはこちら
https://www.clayplus.co.jp/summit/
